オフィス文書のデジタル化が進み、ネットワーク上でデータのやり取りをおこなうことが増えてきました。
社内のデータを一元管理するには、サーバやネットワークストレージが必要になります。
その中でも比較的導入しやすいNASに注目が集まっていますが、具体的にはどのような使い方をするのでしょうか。
今回はNASの使用実例を紹介し、各種機能についても説明します。
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NASの使用実例1:社内のデータ共有
NASはネットワーク内にある端末すべてが共用できるストレージで、みんなで使える大きな外付けHDDのようなイメージです。
パソコン上のファイルをNAS内のフォルダに送信するだけで簡単にデータ共有ができます。
パソコンと同じようなディレクトリ構造を持っているため、フォルダ分けをして整理しておけば目的のファイルを簡単に見つけることができるでしょう。
役職者や特定の部署でしか扱えない重要データは、アクセス権限を設定することにより閲覧を制限することも可能です。
ネットワークストレージを介さずに文書データや画像データをやり取りする方法は数多くありますが、何らかの不便な点があるものです。
例えば、電子メールでも添付ファイルの送受信ができますが、容量制限があるために大きなファイルサイズのデータをやり取りするのは不可能です。
送信相手を間違えるケースもあります。USBメモリなら大容量データも扱えますが、紛失や盗難のリスクがあるため安全な方法ではありません。
NASを導入すれば、安全かつスムーズにデータ共有をおこなうことができるのです。
NASの使用実例2:重要データのバックアップ
パソコンの故障はある日突然起こります。
「本体の電源がつかない」「HDDが壊れてデータが読み込めない」「大切なデータが消えてしまった」といったトラブルを経験した人は少なくないでしょう。
万一のためにパソコンにはバックアップ機能が搭載されていますが、外部ストレージに接続して定期的にバックアップをするのは面倒です。
社員のパソコン1台ずつに外付けHDDを用意するのもコストがかかります。
NASで社内データを一元管理しておけば、社員のパソコンが壊れたとしてもデータは無事です。
QNAP社製NASの場合なら、時間差バックアップやスナップショットの機能により、誤って変更・削除したデータも保存時の状態に戻すことができます。
では、NAS自体が故障した場合はどうなるのでしょうか。
バックアップが主目的のNASであればRAIDでミラーリングをおこなうのが一般的です。
ミラーリングとは複数のHDDを同期させ自動的にデータを複製する仕組みのことで、HDDが1基故障しても問題なくデータを保持できます。
NASの使用実例3:テレワークに活用
テレワークを導入する際にもNASは役立ちます。
NASは本来、LAN接続されたパソコン、すなわち社内の端末だけがアクセスするケースが多かったのですが、インターネット経由で利用する企業が増えてきました。
QNAP社製のNASはクラウドストレージとして簡単に設定でき、テレワークに活用する場合でも便利です。
社員がインターネットを通じて自宅のパソコンからアクセスし、業務に必要なデータを好きなときに取り出すことができます。
社内サーバを所有していても、外部アクセスができなければテレワークに活用することは不可能です。
USBメモリや外付けHDD、あるいは印刷して紙媒体として持ち帰らなければなりません。
データを取りに行くために頻繁に出社する必要があるとしたら、テレワークを導入している意味が薄まってしまいます。
また、テレワークでは社外で業務をおこなうため、情報漏えい対策が不可欠です。アクセス権限を厳格に設定し、不正行為を未然に防ぎましょう。
無料貸出サービスでNASを体験
ネットワークストレージにはファイルサーバやSAN、クラウドストレージサービスなど、さまざまな種類があります。
ほかのネットワークストレージを比較すると、NASは安価に構築でき、それなりのカスタマイズ性を持っているのが特徴です。
QNAPのように直感的に操作しやすいユーザーインターフェースを持っているため、サーバの専門知識がなくても導入・運用できます。
とはいえ、少なくないコストがかかりますので、使用感を体験してから導入を検討したいと考える経営者は多いでしょう。
株式会社リプラスでは、QNAP社製NASを採用したGUARDIAN+Rの無料貸出サービスをおこなっています。
RAID1、RAID5、RAID6を採用した大容量モデルや高速モデルがラインナップされているので、用途にあったものを選べます。
貸出サービスのモデルはすべてクラウド連携も可能です。
NAS1台でデータ共有やバックアップをお手軽に!
データ共有やバックアップ、テレワークでのファイルのやり取りをおこないたいのなら、NASの導入が有力な選択肢となります。
大規模なデータを大量に扱うような業種・企業であれば高価なファイルサーバやSANが適していますが、そうでなければコストの安さや運用のしやすさの面からNASがおすすめです。
NASはデータ共有とバックアップを1台でこなせるだけでなく、インターネット経由で外部アクセスもできます。
手軽に自社専用のネットワークストレージを構築できるのがNASの最大の魅力といえるでしょう。
導入を検討する際には、リプラスの無料貸し出しサービスをぜひ利用してみてください。
フリーダイヤル:0120-703-845
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