暑い夏を迎える前に是非考慮しておきたいのが、IT機器の熱対策です。
社内のデータ共有やバックアップなどで常時稼動状態にあるNASにとっても、暑さは天敵です。
NASに搭載されている記録媒体であるHDD。
高速でデータを処理する為、どうしても発熱量が大きくなってしまいます。
HDDは精密機器のため、異常な発熱は故障の原因ともなり、最悪の場合、重要なデータを失うことにもなりかねません。
ある程度の熱が発生する事は避けられませんが、ちょっとした事に気を付けるだけで負荷を減らし、トラブルのリスクを軽減する事ができます。
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Contents
HDDの発熱による影響とは?
NASに搭載されているHDDはモーターで内部の円盤(プラッター)を高速回転させているため、構造的に発熱を避けらず、平常稼働時でも表面温度は上昇します。
発熱によって、HDDの場合は構成部品に下記のような影響が及ぶとされています。
・プラッタ表面の部分隆起などの形状変化
・磁気情報の変質
・熱勾配による粒子の吸い込み など
SSDが搭載されている場合は大丈夫?
まだまだ一般的ではありませんが、最近はSSDが搭載されているNASもあります。
SSDはHDDに比べて処理能力が高く、発熱も少ない特徴がありますが、それでも作業を続けると、高速で処理する際の消費電力の増加によって発熱します。
SSDは、Solid State Drive(ソリッドステートドライブ)の略で、半導体素子メモリを使った記憶媒体のことを指します。
HDDは内蔵された磁気ディスクが回転し、磁気ヘッドで特定の場所にアクセスすることによってデータを読み書きするのに対し、SSDはUSBメモリのように、内蔵しているメモリーチップにデータを読み書きしています。SSDは磁気ディスクや磁気ヘッドの物理的な移動がないため、処理速度が比較的速いです。また磁気ヘッドの回転がないため、パソコンの起動時なども駆動音が発生しにくいのが特徴です。HDDに比べると高価ですが、大容量のものが増えてきており、利用機会が広がっています。
高性能であり、軽くコンパクトなため、ビジネス・家庭に広く普及しています。
NASの設置環境をチェックしましょう!
24時間連続稼働されている事が多いNAS、搭載されているHDDにも相応の負担がかかっています。
少しでも安全に運用する為に設置環境を改めてチェックしてみましょう。
熱のこもる場所や湿気の多い場所に置いていませんか?
精密機器にとって温度、湿度対策は重要です。
温度については諸説ありますが、一般的には18~28℃が推奨温度と言われています。
夜間のオフィスはエアコンを切っているところも多いかと思いますが、夜間も稼働を続けるNASは50℃以上になることもあります。
HDDの温度が50℃を超えると故障率が上昇します。
夜間も空調を推奨温度に保つことで故障するリスクを抑えることができます。
また、湿気も同様です。
エアコンの吹き出し口の下など結露した場合の水滴がかかる場所や、湿気のたまり易い場所への設置は避けましょう。
直射日光が当たる場所に置いていませんか?
NASの設置場所が日の出や日の入りで直射日光が当たる場合や窓際に置いている場合、室内温度よりも10度以上高い環境に置かれているのと同様になる場合があります。
直射日光が当たると温度異常による機器の劣化や故障を招きます。
そのため直射日光が当たる場所には置かず、空調の整った場所に設置しましょう。
NAS本体にほこりは溜まっていませんか?
NASは動作させると熱を持つため、内部のファンで空気の流れをつくり熱くなりすぎないようになっています。
その過程で内部の細かい部品の凹凸にほこりが付着しやすくなるのです。
また、ほこりは静電気に吸い寄せられる性質があるので、電源プラグ付近にほこりが集まりやすくなります。
ほこりが溜まると空気の流れが止まり、熱がこもりやすくなります。
空調整備された場所にNASを置いている場合はほこりは軽減されていると思いますが、オフィス内や家庭に置いている場合は定期的にエアーダスターでほこりを除去することをおすすめします。
また、密閉性の高いサーバーラックにNASを収納することもほこりを抑えるポイントの一つです。
NASを導入してから5年以上経過していませんか?
24時間連続稼働で運用されるケースが多いNASの場合、駆動部品の劣化により故障してしまう可能性があります。
NASに内蔵されているHDDの寿命の目安は平均3年~4年程度と言われていますので、
大切なデータを失わないように、3~4年周期での買い替えが望ましいです。
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ビジネスに最適 GUARDIAN+Rで大切なデータの管理を
ここまで設置環境についてチェックしてきましたが、残念ながら故障しない機器は存在しません。
どこに設置してどれだけ気を使っていても、100%データを守ることはなかなか出来ません。
精密機器である以上、故障のリスクからは逃れられません。
だからこそ、そのリスクを少しでも軽減するために、弊社では高い信頼性を誇るQNAP社製NASを採用し、高耐久HDDを搭載した、有事の際にはデータ復旧まで行えるバックアップシステム「GUARDIAN+R」をご提供し、大切なデータを守り、日々の業務に集中できるようバックアップサポートを行っております。
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