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持ち運びに最適なメディアとは?特徴や種類、おすすめは?

投稿日:2019年1月30日 更新日:

外出先で仕事をするとき、どのようにデータの持ち運びをしていますか?

仕事をしていると、お客様先や出張など、外出先でデータを使用する機会があると思います。
そのような場合、皆さんはどのようにデータを持ち歩いているでしょうか?

ノートパソコンやタブレットにデータを入れて持ち運んだり、外付けHDDなどの外部記録メディアにデータを入れて持ち運ばれる方が多いと思います。

しかし、持ち運ぶデータが大容量になったりすると、ほとんどの人が外付けHDDなどの外部保存メディアにデータを入れて持ち運んでいるのでないでしょうか?

そこで、今回は持ち運べるさまざまな外部保存メディアを紹介します。

ご自身にあった外部保存メディアを選ばれてはいかがでしょうか?

 

※ご紹介する機器の容量は2020年6月現在となります

持ち運び可能な外部メディア

外付けハードディスク

 

大容量のデータを持ち運ぶ時にだれもが思い描くのは「外付けHDD」ではないでしょうか?
多くの家電量販店にも売られていますし、最近では大容量も多く出ています。

また、外付けハードディスクといっても大きさが二つあります。
いわゆる『据え置き型』と呼ばれる、3.5″HDDを用いたハードディスクと、『ポータブル』と呼ばれる、2.5″HDDを用いたものが存在します。

 

長所

・大量のデータの持ち運びが可能
なんといっても、大容量のデータを入れて持ち運ぶことが出来ることでしょう。据え置き型、ポータブルも十分な容量が使えます。

・ポータブルHDDでも大容量の保存が可能
ポータブルでは5TBまでと少し劣りますが、動画を1分100MBと仮定して計算すると1TBで大体166時間の動画が保存できますので、5TBとなると830時間ほどの動画を保存出来ます。

短所

・衝撃に弱い
外付けハードディスクには『衝撃に弱い』という致命的な欠点があります。
持ち運んでる際の衝撃や圧迫、十分なスペースを確保できない場所での使用を考えると、
持ち運びにはあまり適していないといえます。また、大量のデータを持ち歩くと、故障時や、盗難や紛失時の被害が大きくなります。

オススメの使用環境
主に会社の中やオフィスの中を移動するには外付けHDDは使いやすいでしょう。大量のデータを入れて持ち運びも出来ますし、室内であれば衝撃を受ける確率も低くなるのでオススメです。

⇒【データ復旧 外付けHDD】

外付けSSD

近年、外付けHDDのほかにSSDが出回るようになってきました。

SSDとはソリッドステートドライブ(Solid State Drive)の略で、USBメモリなど同様にメモリーチップを内蔵した記録媒体のことを言います。
現在では、512GBから1TB ・2TBの容量も販売されています。
また、HDDのように機械的に駆動する所が無いので、軽くてコンパクトです。

長所

・HDDに比べて処理能力が高い
HDDは内蔵ディスクを回転させてデータの読み書きを行いますが、SSDはメモリーチップでの読み書きをするため、処理速度が速く、ソフトの起動もHDDと比較して素早く立ち上がります。

・HDDより耐衝撃性に優れている
また、HDDと違いSSDは機械的に動作する部品が無い為、耐衝撃性に優れています。そのため、よほどの強い衝撃でなければデータの保存中でも破損する心配はありません。

短所

・HDDに比べると高額
HDDと比べると容量に対して金額は安いとは言えません今後普及してくるとHDDと同様に金額が安くなるのではないでしょうか。

・書き込み回数が決まっている
また、SSDはHDDと違い書き込み回数で寿命が決まってくる特性があります。1日のデータの書き込み回数が多ければ多いほど寿命が短くなるため、多くの人と共有するデータなどを保存するのは要注意です。

しかし、SSDの技術進歩は早く、書き込み上限は増えていますが、1日中絶え間なくデータの書き込みが発生するようなデータ保存にはやはり向かないと思います。
一般的な使用方法であれば、書き込み回数による寿命は気にしなくても大丈夫だと思います。

オススメの使用環境

工事現場など振動や衝撃がかかるような場所でデータを持ち運びをする場合にオススメです。
SSDはHDDよりも耐衝撃性に優れているため故障する確率が減少します。

 

⇒【データ復旧 外付けSSD】

フラッシュメモリ(USBメモリ/SDカードなど)

パソコンを使っていると、よく「USB」という言葉を耳にすると思います。

このUSBとは「Universal Serial Bus」(ユニバーサル・シリアル・バス)の頭文字を取った企画のことです。
外付けSSDと同じくメモリーチップを内蔵した記録媒体です。

また、SDメモリカード(SD Memory Card)通称SDカードとも呼ばれています。
デジタルカメラ、携帯電話などの携帯機器やテレビなどの家電製品まで幅広く利用されています。

長所

・衝撃に強い
「USBメモリ」「SDカード」など、軽くて小さく持ち運びに便利な外部メディアとなります。
容量も幅広く、SDカードでは「512GB」、USBメモリでは「2TB」のものも販売されており、大きいデータを扱わない限り、容量で困ることもありません。

・コンパクトで持ち運びしやすい
USBメモリやSDカードは外付けHDDやSSDよりも非常に小さくコンパクトです。
しかも、先ほど紹介したSSDと同じく、持ち運びに適しているといえます。

短所

・紛失しやすい
非常に持ち運びしやすいUSBメモリ・SDカードですが、紛失しやすいという欠点もあります。そのため取り扱いには十分注意が必要です。必ずパスワードロックを利用しましょう。

・使用中に破損するリスクがある
USBメモリには欠点も多く、特に『PCに挿しているときに手などを引っ掛けて端子が折れ曲がる』というケースが多く発生します。
端子破損の回避策として、容量は少ないですが、パソコンから飛び出ない極小サイズのUSBメモリも販売されています。

・書き込み回数が決まっている
USBメモリ、SDカードはSSDと同じくアクセス回数の上限と自然放電による寿命が存在します。物によっても変わってきますが、中には半年で使えなくなってしまう場合もあるようです。
普段からバックアップをしていればそこまで問題はありませんが、故障に関してはハードディスク以上に気を使う必要があります。

・自然放電で中のデータが消える恐れがある
フラッシュメモリはデータの保存を電子を使い行っています。この電子は乾電池が自然放電するように保持した電子が少しずつ漏れ出すので、無通電の状態が長期間続くと記録した情報を保持できなくなります。
一般的には5年~10年と言われています。

オススメの使用環境

小さな書類などのデータを持ち運びする場合にオススメです。よく学校の先生が使用しているところを見かけます。
持ち運びはとても手軽に行えるため良いのですが、必ずバックアップをとることだけは忘れないようにしましょう。

 

⇒【データ復旧 USBメモリ】

⇒【データ復旧 SDカード】

クラウドサービス

クラウドコンピューティング(cloud computing)は、通称クラウドサービス、またはクラウドと呼ばれいます。
インターネットなどの、コンピュータネットワークを経由してデータのやり取りなどを行えるサービスのことを言います。

最近では、テレワークの需要が増えており、注目されている方法の一つです。

長所

・ネット環境があればどこでも利用可能
上記二つと違い、実際にデータを持ち歩かなくてもいいのが便利で安全なサービスです。外出先でネットが使えればどこでも利用できる、その場で必要なデータを選ぶことができ、利便性も非常に良いといえます。

また、専用のWebアドレスに接続し、IDとパスワードを入れなければデータを見ることが出来ないため、パスワードの自動保存さえ外しておけば、自分以外がデータを見る心配がありません。

・メンテナンスを業者に任せられる
自分で保有しているわけではないため、メンテナンスを行う必要がありません。
トラブル対応も業者に任せれるため安心です。

・災害対策に最適
クラウドサービスで使用するサーバーはデータセンターに置かれていることがほとんどです。データセンターに置かれているのであれば、自家発電なども完備しているのでよほどのことがない限り安全でしょう。

短所

・転送時間がかかる
サイズの大きなデータはダウンロードに時間がかかりますが、それを差し置いても便利で安全なサービスといえます。

ただし、データをクラウドへ転送するのにも時間がかかるため、普段から自動バックアップや定期バックアップで準備しておかなければ、急な外出に対応できないという問題もあります。
しかも、クラウドサービスは少量であれば無料の物もありますが、大容量となると月額金額がかかる場合もあります。

・自由にカスタマイズが出来ない
現行のサービスを利用するため、使いやすいように自由にカスタムすることが出来ません。もし使いやすいようカスタムする場合はサーバー機器など用意して構築する必要があります。

オススメの使用環境

ほぼ全ての環境でオススメいたします。現在インターネット環境がない場所のほうが珍しいため、どこでもご利用いただくことができます。
外部にデータを保存するため、データを持ち運ぶ必要がありません。持ち運ぶというよりも、インターネットに接続さえできていればデータのやり取りはいつでも可能となります。

 

⇒【データ復旧 クラウド TENMA】

外出先で使用する最適なメディア

最適な利用方法

外付けHDD:安全に移動できるオフィス内でのご利用をオススメ

外付けSSD:業務上、振動や衝撃が発生する工事現場や工場でのご利用をオススメ

フラッシュメモリ:バックアップしているデータの持ち運びをする場合にオススメ

クラウド:故障が少なくセキュリティが高いためインターネット環境下ではオススメ

弊社としてこの中で最もオススメなのは、「クラウドサービス」となります。
何故なら、クラウドであれば機器のメンテナンスなどが行われている為故障が少なく安全です。
また、インターネットに接続できる環境があれば、パソコンでのアクセスはもちろん、スマートフォンやタブレットなどでもデータの確認ができます。

故障や盗難・紛失など、データの持ち運び自体が危険ということを考えると、「クラウドサービス」が安全でしょう。

クラウドサービスであれば、弊社が自信を持ってオススメする「Winget-cloud TENMA」がございます。TENMAは安全なデータ保管に最適なサービスです。

クラウドサービスの長所や短所は上記でもお話しておりますが、そのほかにTENMAには、さまざまな機能があります。

また、TENMAの導入時には現地まで伺い、訪問設定を行いますのですぐに使うことが可能です。

その他にもいろいろな用途があります。詳細は「Winget-cloud TENMA」サイトをご覧ください。


クラウドサービスではバックアップでの利用もオススメです。

外出先でのデータのやり取りだけが、クラウドサービスではありません。
クラウドサービスで遠隔地にデータを保存し、災害対策として利用する方法もあります。

【遠隔地=離れた土地】でなければいけないというわけではありません。
遠隔地(機器の設置以外の場所)にバックアップしたデータを置くことが難しい場合は、クラウドを活用しましょう。
クラウドでバックアップを取る利点をいくつかご紹介します。

・新たな機器を導入するコストが不要
・ネット環境があれば24時間、どこからでもアクセス可能
・万一の災害時に最小限のリスクで済む
・24時間空調管理や24時間監視など、サーバにとって適切な環境を常にとり、また万が一の事態にも常に監視を行い瞬時に復旧する体制が敷かれているので安心 以上のようにクラウドをバックアップに使用することは安心・安全を得ることもできます。

「実際に使ってみないとわからない」「他社のクラウドサービスと比較をしてみたい」
そんな時は、1ヶ月の無料トライアルを利用して、導入前に実際の使用感を体験することができます。
体験したうえで導入を検討できるため安心です。

クラウドサービスの導入はプロにお任せ

経験豊富なデータのプロにお任せください!

「クラウドサービスが重要なことはよくわかったけど、自分で導入するのは不安で・・・」という方もご安心ください。
ご紹介した弊社の「Winget-cloud TENMA」は、安心安全の出張設定サポートつき。設定後のドラブルにも対応しています。

また、弊社のWinget-cloud TENMAと連動してより強固なバックアップシステムを構築することも可能です。

QNAP社製高耐久NASを採用した【GUARDIAN+Rバックアップシステム】を用いることで、同一ネットワーク内での高速なデータ共有を可能とします。

Winget-cloud TENMAと合わせて、社外、社内でデータ共有環境を構築することができます!

お困りの際は、経験豊富なデータのプロであるスタッフが対応しますので、安心してお問い合わせください。

特急データ復旧Win-Get! 株式会社リプラス
フリーダイヤル:0120-703-845

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