急にサーバが起動しなくなった・・・!
先程まで使えていた外付けハードディスクにアクセスできなくなった・・・!
フォルダを開くのに時間がかかる・・・!
もしかするとそのトラブルには予兆があった可能性があります。
今回はよくあるハードディスク故障の予兆と対策をご紹介いたします。
1:ファイル名、フォルダ名が文字化けしている、開けないデータがある
正常に使用出来ているのに保存していたデータのフォルダ名やファイル名が文字化けしてしまい、データにアクセスできなくなったことはありませんか?
フォルダ名やファイル名が文字化けしてしまう場合、原因としてディレクトリの破損の可能性があります。
ディレクトリとは保存しているデータの住所録であり、記憶媒体に記録された全てのファイル管理情報の記録部分を指します。
ディレクトリが破損してしまったことにより、どこに、どのようなフォルダやデータがあったのかという情報が分からず、フォルダ名、ファイル名が文字化けしたり、データにアクセスができない状態になっている可能性があります。
この場合、データ自体は正常に存在している可能性が高いため、データ復旧を行うことをおすすめします。
しかし、フリーソフトや市販されているデータ復旧ソフトでは復旧できる容量に制限があるなど、全てのデータが正常に戻るかどうか定かではありません。
復旧の際は専門のデータ復旧業者へ依頼する方が良いでしょう。
2:起動が遅い、動きが重たい
パソコンを使用している際に、いつもより起動が遅いな・・・、動きが重いな・・・と感じることはありませんか?
もしかすると、その症状はハードディスクに不良セクタが発生している可能性があります。
不良セクタとはハードディスクなどの記憶媒体において、何らかの障害によって利用できなくなったセクタのことを指します。
ハードディスクの記録面の磁力が劣化して、データの読み込みも書き込みも不能になる故障です。
ハードディスクの仕組み上、この不良セクタは必ず発生するものです。
そのためあらかじめメンテナンス機能が搭載されており、不良セクタが発生した時はこの機能が働いて正常に動作します。
しかし、許容を超えれば動作不良を起こしはじめます。
ブルースクリーンエラーになったり、フリーズしたりと頻繁に不具合を起こしやすくなります。
その状態で使い続けることはできず、後々に完全な動作不能になってしまう可能性があります。
そうなる前に別のメディアにバックアップやデータのコピー、退避をさせておくことをお勧めします。
3:いつもはしない音がする
いつもはしない音(カチッカチッ、カタカタ、ギーギー、ピーピーなど)がするのは要注意です。
ハードディスクの内部にある、モーターやデータの読み書きをしている磁気ヘッドが損傷し、そこから異音が発生している可能性があります。
通電させていると症状がさらに悪化し、復旧できなくなる恐れもあります。
すぐに通電はやめましょう。
もちろん全ての音が予兆として捉えられるものではありませんが、
いつもと違う音がしていると感じたら、むやみに電源は入れずに専門業者に診断してもらうことを強くお勧めします。
通電をやめて専門業者へ依頼しましょう
パソコンやサーバ、NAS、外付けハードディスクなどの精密機器を使用していると、突然トラブルに見舞われることがあります。
その際に、自分で何とかしようと通電を繰り返したり、市販の復旧ツールを試したり、分解してしまったりすると、さらに症状が進行してしまう可能性があります。
また、異音発生時の物理障害は、悪化するとスクラッチといってハードディスクの記録面に傷が発生し、データが戻らなくなってしまう最悪の事態になりかねません。
少しでも異変を感じたら、
リプラス「特急データ復旧Win-Get!」にお任せください。
弊社はサーバ、NAS、パソコン、外付けハードディスクの復旧実績が多数ございます。
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