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NASにトラブル発生! 必要なのは「メーカー修理」?「データ復旧」?

投稿日:2019年3月19日 更新日:

『NASが認識されない』『アクセスができない』などのトラブルが発生した時、どうしますか?

【メーカーに問い合わせる】
【修理を依頼する】
【サイトなどをみて自分で修理や復元を試す】
【提携しているシステム会社にみてもらう】

など、様々な対応を試みるのではないでしょうか?
NASにトラブルが発生した時、故障箇所を見極めて故障に応じた対処をすることが重要です。
対処次第では、NASに保存されていたデータを失う可能性があります。

ここでは大切なデータを失わないためにも、故障箇所を見極めるポイントや「メーカー修理」と「データ復旧」の違いについて説明します。

トラブル発生? まずは故障箇所を確認

NASにトラブルが発生した時、故障箇所が本体、HDD、OS のどこにあるのかを見極め、対処することが重要です。
それぞれの故障時の注意点を紹介します。

HDD故障

エラーコードなどでHDDが壊れているかどうかなどを判断します。 ただし、それだけで判断するのは、とても危険ですので気を付けましょう。 エラーコードというものは、HDDが壊れているということを示していることもありますが エラーコードが出ず、HDDが壊れている【隠れ不良状態】という場合もあるので、十分に注意が必要です。

本体の故障

NASの本体には、1枚の基板にCPU、メモリ、通信、USB などの部品が搭載されています。

例えば、コンピュータ全般のトラブルで考えた際に、仮にメモリの故障で起動できない場合は、メモリの交換を行うことで復活します。 このように物理的な故障は単純なものであり、壊れた物を正常な物に交換修理を行えばよいのです。 結果、対処法としては、壊れた部品の交換修理です。
しかし、どの部品も汎用部品ではないため、それぞれの部品を入手することは困難です。

もし、「コントローラ異常」、「基板故障」などのトラブルの場合は、筐体からHDDを取り出し、別の筐体に接続することで、データが見れる可能性がありますが、データが消えるもしくは破損してしまうことがありますので、オススメではありません。

OSの故障

多くのNAS は Linux をカスタマイズした OS が搭載されています。(中にはWindows モデルもあります)
この OS にトラブルがあれば起動に失敗します。

このようなトラブルであれば、Buffalo製NAS Navigator やI/O DATA製LANDISK CONNECT、QNAP製Qfinderなどの各NASメーカーの管理ソフトからエラー情報を取得できます

NAS を認識しない、アクセスできない場合は、確率的に「本体の故障」「HDDの故障」であり、どれも正常なら、残るは OS のトラブルを疑ってください。

対処法は、ファームウェアのアップデートなど、メーカー指定のトラブル解決策を行います。これは条件として、HDDが壊れていないことが前提ですので、確実にHDDを調査したうえでの対応を心掛けましょう。

HDDの調査って何をしたらよいのか?

HDDには「S.M.A.R.T.」という故障の予測を目的とした機能が備わっています。
劣化があると記録される仕組みであり、使用中に記録されていきますので、長時間負荷をかけるような調査をしなくても代用できます。

HDDの種類により「S.M.A.R.T.」機能がない場合もありますので、その際は専門家に確認しましょう。

その「S.M.A.R.T.」情報を見るためにはソフトが必要です。サイト上でフリーソフトをインストールの上、対応が可能です。(「S.M.A.R.T.」情報確認時に少しでも異常を感じた場合は使用をただちにやめ、専門家にご相談ください)

注意点として、NAS で使っているハードディスクをパソコンへ接続したときに、フォーマットエラーが表示されます。フォーマットしたり、パーテーションの操作などをするとデータの復元ができなくなってしまいますので、フォーマットは必ずキャンセルしてください。

実は違う「メーカー修理」と「データ復旧」

「メーカー修理」は機器を元に戻すことが目的

「メーカー修理」とは、障害が発生した機器を再び作動させることを目的としたサービスです。
修理の対応は故障箇所によって変わってきますが、多くの場合は不具合のあるパーツを修理します。

故障の状況やパーツの構造によっては修理自体が難しいため、まるごと交換することもあります。このように、メーカー修理はあくまで「機器を購入時の状態に戻す」ことが前提となっており、保存されていたデータについては保証をしていません

また、修理の過程でストレージの初期化が行われることが多く、この場合は2度とデータは元に戻りません。
実際、メーカー修理の場合、ストレージの内容が初期化されることへの同意を必要としているメーカーがほとんどです。

「データ復旧」は壊れた機器からデータを救い出すことが目的

「データ復旧」とは、障害が発生した機器からデータのみを救い出すことを目的としたサービスです。
機器の修理は行っておりません。
再度、機器をご使用されたい場合は、修理対応が必要です。

⇒【特急データ復旧ウィンゲット データ復元について】

データが必要な場合はデータ復旧

故障して重要なのは、使用していた環境に戻すことです。 そのため、「メーカー修理」に出すのか、「データ復旧」に出すのかは置かれている状況によって異なります。

データが必要なく、機器を元通りに使用されたいという場合は「メーカー修理」への依頼が必要です。修理完了後、データを戻すことで、元に近い環境にすることができます。

しかし、最新データが故障した機器にしかなく、データが必要な場合は、「データ復旧」を先に依頼する必要があります。
データが必要な場合は、「特急データ復旧Win-get!」へご相談ください。

NASの故障でお困りの際はご相談ください

弊社リプラスが販売するQNAP社製高耐久NASを採用した「GUARDIAN+R」は高耐久のHDDを使用し、故障がしにくいNASです。

万が一機器が故障した際のデータ復旧保証を付帯、さらに無料で出張訪問をさせていただきます。 設置・設定はもちろん使用開始のサポートも行っております。
設置・設定後の機器故障やデータ消失、緊急時のトラブル、定期サポートも経験豊富なスタッフが対応しますので、安心してご利用できます。

データ復旧やNAS機器の導入などお悩みの方はお気軽にご相談ください。
データ復旧会社がおススメする QNAP社製高耐久NASを採用した【GUARDIAN+Rバックアップシステム

⇒【データ復旧 NAS】

 

 
 
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