QNAP社製品を購入したが、RAIDの設定方法、バックアップ設定方法がわからず、お困りの方がいらっしゃいます。
今回はこちらの記事で、実際に問い合わせのあったお客様の事例を紹介させて頂きます。
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QNAP社製品を購入したが、設定方法がわからない
ご依頼のあったお客様は、以下のような環境で仕事をされている法人様でした。
・社員数:10名ほど
・データ容量:年間で5TB増加
・扱っているデータ種類:画像、イラストレーター、フォトショップ、書類
お客様のお話を伺うと、QNAP社製品に突然アクセスができなくなってしまい、そこで、新しいNAS機器を購入されたということでした。
お客様はTS-431K、8TB×4本のHDDを購入したようです。しかし、設定方法がわからず、実際のストレージ容量は16TB以下になったとのこと。年間で大容量データを扱う法人様でもあったので、せっかく新規導入したQNAP製品のストレージ容量に不満を感じられているということでした。
こうした中、QNAP社公式サイトからQNAP NAS 公式サポートサービスサイト(株式会社リプラス)にアクセスし、問い合わせをしたとのことでした。
https://www.qnap.com/ja-jp/where-to-buy/asia-oceania/japan/service-partner
https://www.guardian-r.com/qnap/
QNAP正規販売店だからこそ出来る、確かな技術力をもとにご提案させて頂きます。
(例)最適なNASサーバ環境を御提案!
お客様は、クラッシュしてしまった旧サーバについて、まずはデータが復旧に成功し一安心をされていました。しかし、今後のデータ管理体制についてもすぐさま活用できる環境が欲しい、そして大容量を扱えるサーバ環境を求められていました。
株式会社リプラスでは、最新機器のQNAP製品の販売、ならびにサーバの保守をセットで販売しております。
そこで、大容量サーバの販売、ならびに新規に購入したTS-431Kをサブサーバ、バックアップ用で活用することで新サーバ環境をご提案させていただきました。
こちらの環境には、お客様より大きなご満足を頂いております。
株式会社リプラスは、サーバ環境の御提案、ならびに保守サービスについては全国で出張対応が可能で、かつお客様のヒアリング内容をもとに、お客様ごとに異なる千差万別の御要望に応えられる提案ができる体制を構築しております。
そこで、今回の事例をもとにNASサーバの構築で必要となる項目を以下で整理いたしました。
実際のNASの設定で必要となるもの
実際のQNAP社製品のNASを購入後、いくつか新サーバを構築する上でポイントが存在します。
①HDDの選定
NASを構築した場合、非常に重要になるのはHDDのどのモデルを選定するかです。HDDは用途によって、設計構造が異なります。監視カメラ向け、ゲーミング・コンシュマーPC向けなど、多岐にわたります。そこでNASサーバの場合、基本的に24時間365日の運用に耐えうる高耐久のモデルが必須です。弊社ではSeagate社製IronWolf、IronWolfPro、EXOSモデルをオススメしています。
データ復旧のプロが選定したHDDを搭載することで、大事なデータを高耐久のHDDにてお守りすることが可能です。
データ復旧会社が運営しているので、QNAPのNAS製品にもデータ復旧保証を付帯することができます。
ぜひこちらもお気軽にお問い合わせください。
⓶RAIDの設定
RAIDとはHDD、SSD複数個を1つのストレージとして構築させる技術です。
こちらは俗にいう冗長化システムを実装し、データのミラーリングバックアップ、ならびにHDD1台が万が一にクラッシュした場合でも、その他ディスクからデータ領域を確認することができます。
特に一点、注意点が必要なのはRAID5、RAID6を構成した場合、使えるストレージ領域が減少します。
またRAIDの組み方によって書き込み、読み込みI/O速度が変動します。
耐久性に優れていたとしても、速度が思ったよりも遅いケースもあるかも知れません。
こちらは、将来的なデータの増量分を計算し、使い方の用途をプロに相談することをお勧めいたします。
③バックアップ設定
QNAP社製品は「HBS」と呼ばれる高機能のバックアップツールが存在します。このHBSは指定のバックアップメディア、外付けHDD、NAS製品へのバックアップ設定、さらにはクラウドサービスへのバックアップ設定も可能です。
特に、QNAP社製品は世代管理バックアップに優れており、独自に「スナップショット」という機能を持ち合わせております。
こちらは、強力なバックアップシステムであり、ある一時点にデータを巻き戻しが行えるのはもちろんのこと、昨今問題視されているランサムウエア対策にも有効です。
⓸ネットワーク環境の対応
NASは通常ネットワーク接続を行って、複数PCと共有できる仕組みとなっております。
ここ最近のNASはデフォルトでセキュリティ機構が強化され、SMB接続形式が最新にアップデートされております。また、お客さまの環境ではUTMを導入している、アクティブディレクトリ連携システムを導入していることで、ただLANケーブルに繋ぐだけでは、接続できない環境がございます。こういった場合、必須になるのはネットワーク知識です。全国に拠点がある株式会社リプラスでは、1000件以上の販売・訪問設定実績があり、トラブルシューディングのプロも在中しております。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
⑤保守体制の完備
QNAP製品のNASサーバは非常に高機能であるからこそ、管理体制の難しさがあると言えます。
実運用を行っていると、下記のような使い方をしていきたいとユーザ側からニーズが発生する可能性もあります。
・QNAPサーバを用いて、VPN環境を築きたい
・QNAPサーバをAD連結し、活用したい
こういった場合、やはり気軽に相談できるプロの知見を持った会社が必要になると思います。
QNAP社製品のサポートサービスは「株式会社リプラス」にお任せ!
QNAP、NAS製品を設定構築するならば、やはりプロに安全にお任せすることが一番の近道です。
株式会社リプラスはQNAP社の正規販売店として、「サポートサービス」全般を受付けております。
そして、出張や電話にて設定サポートを承っております。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください!
フリーダイヤル:0120-703-845
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