最近、大型家電販売店舗でも店頭販売されている、ハードディスクが複数台搭載され、RAID構成が組まれているNAS。
特に、会社で利用されている方は多いのではないでしょうか。
RAIDの説明や冗長性などは調べると様々ありますが、実はRAIDを選ぶだけではなく、RAIDを構成し、ハードディスクを搭載する筐体にも気を付けると、よりデータを便利に使えるのはご存じでしょうか。
そこで、今回はRAIDの簡単な仕組みと筐体の選び方をご紹介します。
RAIDの説明は以前にもご紹介しておりますので、ご参照ください。
・NASの故障-RAID構成の思わぬ「落とし穴」!
http://www.guardian-r.com/blog/osusume/20190206/738/
・RAIDの長所と短所からみるファイルサーバー導入に大切なこと
http://www.guardian-r.com/blog/datarecovery/20190311/1635/
ハードディスクの台数に注意
実はハードディスクの台数によってもデータの読み込み・書き込みの速度が変わります。
よく利用されるRAID1とRAID5を比較してみましょう。
RAID1
RAID1(ミラーリング)はすべてのハードディスクにまったく同じデータを同時に書き込むことで冗長性を保ちます。そのため、基本は2台で構成されます。
2台のハードディスクに同じデータを書き込むと考えると、普通に1台のハードディスクに書き込むより遅くなるように感じますが、順番にデータを書き込むのではなく制御基板により同時に2台への書き込みを行うため、ほぼ1台のハードディスクに書き込むのと同等の速度を維持しています。
RAID5
RAID5は3台以上のハードディスクで構成される、1台にパリティと呼ばれるチェック機構を持つ事で冗長性を保ちます。
常に1台はパリティと呼ばれるチェック機構を求める演算を行っています。
そのため、3台の構成で読み書きを行うと1台のハードディスクに書き込むより遅くなる可能性があります。
RAID1と同じように制御基板によりすべてのハードディスクへ同時に書き込みを行うため、ハードディスクの台数が増えれば増えるほど読み込み・書き込みの速度は速くなっていきます。
4台以上の構成で1台へ書き込むよりも早くなるといわれています。
そのため市販のRAID5構成のハードディスクは4台の構成が多いのです。
・動画などの大きなデータを取り扱う方
・多くの方が一斉に使用される環境
こうした方々におすすめなのは実はハードディスク4台でRAID構成を組まれた筐体ではなく、6台・8台とより多くハードディスクを搭載できる筐体がおすすめなのです。
データ復旧が必要な際は、対応できますので下記の実績をご覧ください。
大容量かつ高耐久のNASがオススメ!
大容量で高耐久なNASを選びましょう!
以上のようにRAID構成のNASは搭載されているハードディスクの台数が多いほど、書き込み速度が速くなります。
しかし、大容量になればその分保存データの量も増え、データの管理やバックアップが大変です。
そこで大容量かつ高耐久なデータバックアップシステム「GUARDIAN+R」がおすすめです。
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