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I-O DATA製 LANDISKのエラーコードと対処法

投稿日:2019年8月7日 更新日:

以前、BUFFALO製のNASに表示されるエラーコードとその内容、それぞれの対処法についてご紹介しました。

NASのエラーコードと対処法

そこで今回は、I-O DATA製 NAS LANDISKのエラーについてご紹介いたします。

エラーコード一覧

I-O DATA製のNASはエラーランプの点灯状態によって症状が変わります。
また、エラー表示されるランプは主に電源状態を示す「STATUSランプ」とHDD状態を示す「HDDエラーランプ」があります。

STATUSランプ

緑点灯 USB接続モードで接続
緑点滅 USB接続モードで本製品にアクセス
青点灯 LAN接続モードで使用可能な状態
青点滅 LAN接続モードでシステムが起動中、またはLAN接続モードでシステム設定処理を行っている状態
赤点灯 LAN接続モード時に起動停止、RAID崩壊時にディスクが接続されているスロット
赤点滅 LAN接続モード時にエラーが発生
消灯  本製品の電源が入っていない

 

HDDエラーランプ

赤点灯 番号に対応する内蔵HDDが接続されていません。
赤点滅 番号に対応する内蔵HDDに問題が発生しています。
消灯 番号に対応する内蔵HDDが正常動作であることを示します。

ブザー音

ランプ以外にもブザー音でエラー状況を確認することができます。

”ピー”と3回鳴っている → ディスクの容量不足や故障
”ピッ、ピッ”と鳴り続いている → ディスクの故障などによりRAID構成に異常が発生
”ピーポー”と鳴り続いている → 同じくディスクの故障などによるRAID崩壊

⇒【データ復旧 LANDISK】

LANDISKに障害が発生した時の注意点

故障の原因の多くが内蔵ハードディスクの異常

長期間使用していると劣化により破損する可能性が考えられます。その多くが内蔵されているハードディスクの異常であり、多くのデータ復旧事例をみると8割以上が突発的に障害が発生しています。
内蔵ハードディスクの異常の発生原因は経年劣化であったり様々ですが、ハードディスクの様な精密機器は熱による劣化が一番ダメージが大きいです。例えば、長年の使用でホコリがたまり廃熱ができないためハードディスクのダメージが蓄積して、ある時にいきなり障害が発生した、というような感じです。
複数台搭載されているNASは、内蔵されているハードディスクの製造期間が同時期です。そのため同じタイミングでハードディスクの故障がしやすくなります。

これまで多くデータ復旧の障害を見てきた観点から、データ復旧できる可能性を下げることになることにならないようにする「避けるべき対処」には以下のようなことが考えられます。

避けるべき対処① 電源の入れ直しを繰り返す

内蔵ハードディスクに障害が発生すると、通電や動作でその障害が進行してしまうことがあります。障害が進行がするとデータ復旧をできる難易度があがります。
特にカチカチと音がするような障害ですと、ハードディスクに磁気ヘッドと呼ばれる針のようなものが障害を発生している物理障害の可能性が高くし、電源の入れ直しを繰り返すことでその接触状態が悪化し、”スクラッチ”と呼ばれる傷がついてしまった場合、スクラッチがひどいと専門業者でも復旧できないことがほほとんどです。

避けるべき対処② リビルドによるデータ再構築

再構築(リビルド)で、故障したディスクのデータを復元する行為は避けるべきです。
先にも説明したように内蔵ハードディスクの製造期間が同時期は搭載されているので、一度ハードディスクに発生すると他のハードディスクも障害が発生のする可能性が予想されるます。
リビルド中に別の障害が発生してしまうと、対象ドライブやデータだけでなくすべてのドライブが破損し、復旧不可能に陥るリスクがあります。

避けるべき対処③ ファームウェアアップデート

LANDISKに障害が発生した時に、その対処としてファームウェアアップデートが紹介されています。
しかしSTATUSランプが赤点灯、赤点滅をして明らかにハードディスクの異常を分かっているような状況でファームウェアアップデートを行うことは、ファームウェアアップデートがうまくいかないばかりか、かえってハードディスク障害を進行させることになりかねません。

避けるべき対処④ ハードディスクの入れ替えや交換

LANDISKで複数のハードディスクを搭載しているモデルは、RAIDにより1つのドライブとして認識をしています。
LANDISKからハードディスクを取り出して、交換したり入れ替えたりした際に、順番を間違えたり違う場所にディスクを入れてしまったりすると、RAID情報と実際の構成が異なる状況になり、その状況で起動するとデータが破損したり、上書きされてしまう可能性があります。

また。たとえ1台構成もLAMDISKであったとしても内蔵ハードディスクを取り出してパソコンにつないでもWindowsでは認識できない様式のため専門業者のような知識のあるところにデータ復旧を依頼するのが賢明です。

避けるべき対処⑤ メーカー修理

メーカーに修理を依頼すると、データについては消えても責任が持てませんと言われます。
そのため中にある大切なデータについては、専門業者に依頼をすることをおすすめいたします(メーカーのサポートでもそのように言われることが多いです)。

⇒【データ復旧 LANDISK】

状況が悪化する前に早急に専門業者に依頼しましょう

少しでも異変を感じたら、

リプラス「特急データ復旧Win-Get!」にお任せください。

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